今日はスーパーで見つけたシナモンロールです。
買い物に行ったついでに、用事もないのにふらふらとパンコーナーへ行ったらまさかまさかのシナモンロールを見つけちゃいました。
山一パン総本店
京都市に本社・工場のある昭和22年創業のパンを中心としたメーカーです。
スーパーへの卸パンのほか、給食パンも手がけています。直営のベーカリーも何店舗かあります。
京都を中心として関西のスーパーで見かけることができます。
地元のスーパーでもどこでも売っているわけではなくて、今回はたまたま扱っているお店で見つけました。
近所のスーパーには、山一パンコーナーがあって、常時何種類かあります。
いつもはそんなに熱心に見ないので、シナモンロールを見つけたのはラッキーでした。
シナモンロールの神様に呼ばれたのかもしれない。
はじめて見たのは、京都のイオンでした。
もう10年以上前になるのですが、当時はメロンパンにハマっていて、いろんなメロンパンを食べていました。(こだわると追求するのは昔から……)
ここのパンの売りは、なんていったって「京風メロン」です。
京都伏見の酒酵母の酒種を使っているメロンパンには、なんとなかに白餡が詰まっているのです。
ちなみに「京風メロン」は商標登録されているそうですよ。
山一パン総本店のシナモンロール
わたしが見つけたスーパーでは、140円(税込151円)で売っていました。
スーパーだと100円前後で買えるパンが多いのですが、山一パン総本店のパンはちょっとお高め。
でも、おいしそうなパンがいつもいろいろ並んでいます。
グレースがどっさりとかかっています。
そして、全体的に大きめ。かさが高いので、どっしりとした存在感があります。
このふわっと大きなフォルムのシナモンロールが潰れないように、袋はエアがたっぷり入っていました。だから、表面のグレースもこんなに美しいのです。
容器から出して、切ってみました。
外側からもわかるのですが、渦巻きがしっかりあるので、断面の渦巻きも細やかです。
シナモンペースト部分は薄めの層。
巻きをしっかりして、食べたときの味がまんべんなく行き渡るような感じです。
生地はふわふわ系で大きさの割に食べやすいです。
シナモンの味自体はそんなに濃くないんだけど、思ったよりもグレースも邪魔していないし巻きもしっかりあるので、バランスよく食べやすいシナモンロールです。
見た目のどーん! とした存在感に反して(?)、上品な感じのシナモンロールですね。
いうまでもなく、スーパーで買えるシナモンロールのクオリティではなかなかのものです。
袋から出してお皿に盛れば、ベーカリーで買ってきたと言ってもわからないかもなレベル。
結び
シナモンロールを通して、いろんなパンメーカーやベーカリーと出会うというのは、なかなか面白い発見があります。
これは、当初予想もしていなかった副次的効果です。
今回も山一パン総本店のパンに出会って、いつもこのコーナーは素通りしていたのだけれど(お財布的に)、ほかのパンも試してみようかなと思いました。
シナモンロールめぐりの旅は、もうちょっと続けてみるつもりです。
関連情報
▽山一パン総本店の公式ホームページ
株式会社 山一パン総本店のウェブサイト。京都から真心を込めて食卓に美味しい笑顔をお届けいたします。…
ちなみにこちらのメロンパンは、楕円形です。