今週は録画していたものをうっかりと消されてしまいました。
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……というわけで、今回はやっと今日見れましたー
第2話のテーマは「ワーキングママ」
これは全国の働くお母さんにとっては、いろんな思いがかき立てられそうなテーマです。
わたし自身は働くママさんとは程遠い身分なので、外野からの意見です。ご了承ください。
賤ヶ岳さんは、40歳。
これまでバリバリと働いてきて、でも結衣さんの働き方にも理解を示してくれる、結構バランスのとれた先輩だった。
それが育休明けに別人のようになって帰ってきた。
ドラマだから、わかりやすいように空回っています。
きっと、産休で一旦職場から離脱して、すごく焦ったんだろうな。
年齢的にこれまできっと第一線で働いてきた人で、キャリアも経験も豊富だからこその焦りだろうと思います。
ご主人が育休を取ってくれているけど、保育園の書類や保険証がカバンのなかに入っていたり、帰ってきたらミルクを自分であげようとしたり、日付変わる時間に帰ってきているのにそこから料理をつくったり、完全に仕事のみに専心しているわけではないんですよね。
子どもはやっぱり大事だし、全部ご主人に任せっぱなしではない。
仕事も大事。家族も大事。
なんで女性はそれが許されないの? って思っちゃいますよねー
なんか、日本は一旦社会のレールから離脱したら、そこに戻るのが恐ろしく難しいみたいなところがある。
育休明けの女性とか、心身の調子を崩して休職した人とか、なんらかの事情で社会復帰してきた人とか、そういう人たちへの寛容さがもっと増えるといいなと思う。
「自分ばっかり忙しい」と思うと、寛容さはどんどんなくなる。
逆にいうと、寛容さを持つのはお互い様なのです。
一旦社会のレールから離脱した人は、ずっとレールに乗ってきた人にはない視点や考え方があるし、どっちが強者で弱者ではないと思う。
離脱していた人は、レールに乗り続けてきた人と異なる方法で、寛容さやフォローができると思うのです。
最後の、みんなが共謀して賤ヶ岳さんを帰した後の、「もうちょっと仕事して帰るわ」という職場の空気と、「定時で帰ります」とブレない結衣さんも、良いなあと思いました。
定時で帰るのが善でも悪でも、残業するのがその逆でもないんです。
前回は頑なだった三谷さんもちょっと柔らかさが増して、ちょっと結衣さんに真似して定時で帰ってみたり、愚痴をこぼしてみたり、これも良いなあと思いました。
このドラマは、「多様性」というのがひとつのテーマになるのかもしれません。
次回も楽しみです。
▽「わたし、定時で帰ります。」公式サイト