第4話になりました。
今回のテーマは「サービス残業」
わたしが思うサービス残業の問題と、吾妻さんのサービス残業の問題はちょっと主旨が違いました。
吾妻さんのサービス残業の問題点
- 仕事が非効率的。
- 会社をプライベートな居場所にしている。
- 仕事以外の自分の生き甲斐が見出せない。(生きることへの虚しさというか)
別に夢とか目標とかキャリアアップとか、キラキラしたものを探さなくても全然良いんだろうけど(探したい人は探しても全然良いけど)、家に帰ってひとりでぼんやりすると、「あーなにやっているんだろう」って思っちゃうんだろうな。
それが怖いから、それを考えないようにするために会社にずっといるところもある。
基本的には仕事はできる人っぽいけど、効率は悪い。
いや、わたしは効率ばかり重視するのも好きじゃないんですが。
ちなみに桜宮さんがきっかけでちょっと頑なさや空虚さから移ろいだのは、良かったなあと思います。
恋愛に発展するとか、そういうことそのものが問題ではなく。
ちなみにわたしの考えるサービス残業の問題点(経験論から)
世の中のサービス残業の問題点とわたしの提示する問題点が重なるかはわかりませんが
昔の職場は、めちゃくちゃサービス残業の職場でした。
まずね。残業代が出ないのです。マジで。1円も。
残業代が出ないのに、みんな残業している。(大して高くもない給料で)
定時になると、みんな「さ、これからもうひと仕事するか」みたいなノリなのです。
そして業務量は、明らかに定時で帰れる量を超えていた。
でも、誰も文句を言わない。それが当たり前みたいな空気が漂っている。
わたしはそれに対してずっと「それっておかしいんじゃない」と思っていた。
その職場では立場がいちばん弱かったから、とても提言できる身ではなかったけれど。
今の職場に来て、すごく驚いたことは、残業代が出ることでした。
(いや、それって当たり前のことなんですよね。初めて残業代が出る職場へ来た)
残業代が出るのはありがたいけど、わたしは一刻も早く家に帰りたい人なので、基本的に残業はしません。
結衣さんほどのテキパキとした仕事ぶりではないけれど、自分のできる範囲で、残業しなくて良いようにしています。
必要なときもあるとは思います。
効率性ばかりを追いかけることが全てではないとも思っている。
でも、サービス残業ありきの職場は、やっぱりおかしいなあと思うのです。
サービス残業しなくて済むためには、どうやって回して行くのがいいのか、業務量は適正なのか、考えることは大事です。
(ちなみに、これは、”サービス”を抜いても当てはまってほしい)
結衣さんの仕事ぶりから
今回は結衣さんの、仕事の進め方にもクローズアップされていて興味深かったです。
そう、結衣さんはやる仕事はこなして定時で帰る人なのです。
整理整頓して余分なことに時間を割かないこと、仕事を可視化して優先順位を立てること、制限時間を決めて集中力を高めること。
当たり前だけど大事なことだよね。
これはたぶん仕事をする基本の”き”です。運動するときに準備体操するようなもの。
それでも回らないこともあるし、その人なりのやり方もある。
でも基本を押さえておくのって大事だなと改めて思いました。
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結び
……ちょっと今回は自分の体験談が入ってしまってドラマの本筋から離れてしまいました。すみません。
でも、このドラマを通して、働き方について改めて考えてみるのって、今まさにタイムリーなことだと思います。
ドラマ自体は、少しずついろんな人間関係が動いていてそちらも面白いなあと思います。
次回も楽しみです!
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