ドラマ「わたし、定時で帰ります。」

「わたし、定時で帰ります。」最終回感想

地震で再放送になりましたので、1週間フライングでいよいよ最終回です。

最終回は時間も少し延長して、ボリューム満点でした。

 

福永さんが吠えた(笑)

最終回。福永さんにまさかの引導が下り、その伝達役を結衣さんが担います。途中で種田さんも乱入します。

 

わたしは、感想を書くとき意識的に福永さんのことに触れないようにしてきました。

なんでかっていうと、福永さんって「この人がいなければ……!」みたいなダメ上司なんだけど、でも、福永さんをディスっても意味ないよなーと思っていたからです。(ユースケサンタマリアさんの怪演は見事だったけれども)

あと、福永さんという人物が読めなかったのもあります。

 

結衣さんが「時代の変化についていけない人」と、ひとことで表現していて、おおなんとわかりやすいと思いました。

基本的に悪い人ではないんだけど、管理職としては「なんだかなあ」となっちゃう人。

 

福永さんみたいな人っていますよね。

いや、もっとひどい管理職だっていると思う。

ドラマだからこそ、なんかうまく丸く収まって良かったなあと思います。

 

全体の感想

相変わらず大変な状況のなか、仕事もプライベートも大変な結衣さん。

最終回は、ひとことで言うと種田さんがおいしいところを全部持って行った!

そうか、そうなっちゃうのね。個人的に種田さん推し(別に向井理さんの熱烈のファンというわけではないです)だったので、個人的にはこの展開はオッケーだったけれども、予想の斜め上をいく展開でした。

 

あれほど定時で帰ることにこだわっていた結衣さんが、終電まで残業して、途中から休憩時間も削って仕事をして、最終回は「定時で帰らない」回でした。

でも、巧さんも言っていましたが、結衣さんは仕事好きですよね。

そして、仕事が好きな結衣さんだからこそ、周囲の同僚のことも気にかけるし、無理をしはじめるととことんまで行ってしまって倒れちゃう。

定時で帰るのは、仕事以外の時間を大事にしたいからではなくて(もちろんそれもあるけど)、良い仕事をするために結衣さんにとっては必要なことなんだろうなあ。

でも、周囲のいろんな人の考え方も知ろうとする。自分本位でありそうで、そうでない。チームのことをよく思っている。結衣さんの魅力だなあと思います。

 

結び

種田さんが最後に「限られた時間で成果を出す。そっちのほうがむずかしい」といったことを言っていました。そう。そっちのほうが難関ミッションなのです。

 

「働き方改革」がいままさにホットなこの時に、ひとつの問題提起のあり方を示してくれました。

ずっと毎回の動きを追ってきたのですが、後日総括をしてみたいと思います。

 

 

関連情報

▽公式サイト

TBSテレビ

TBS 火曜ドラマ『わたし、定時で帰ります。』公式サイトです。2019年4月スタート。毎週火曜よる10時〜放送。…

▽原作

▽11月に発売だそうです!

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