涼しくなってくると、お菓子づくりがしやすくなります。
というわけで、今月は2品お届けです。
チョコレートファッジ
先月誕生日だったので、自分へのお祝いのために自分が食べたいケーキを焼くことにしました。
そうつまり。わたしの、わたしによる、わたしのためのスイーツです。
今回つくったのは、チョコレートファッジというケーキ。
外側はカリッとしていて、なかはしっとりとしたチョコレートのお菓子です。
ずーっと昔に図書館で借りたイギリス菓子の本に載っていました。
▽もう20年くらい前に出版された本です。
このケーキ、粉はココアパウダーのみ。
だから、チョコレートがぎゅーっと詰まっている濃厚な味です。
いまどきで言うと、グルテンフリーなお菓子です。
まあ、卵もチョコレートもバターもどっさり入っとるんだけど。
はじめてつくったときは、型から外すときにうまくいかなくてボロボロに崩れてしまいました。
崩れた生地に、バナナと生クリームをトッピングしたら抜群においしくて無事救済されたのも、いまになっては良い思い出です。
今回はバニラアイスをトッピングしてみました。
久しぶりにティーポットでお茶を淹れてみた。
ハーブティーです。乾燥したお花がいっぱい入っていて、良い香りでしたよ。
▽ハーブティーは、7月に能勢へ遊びに行ったときに購入したものです。
涼しくなってきたので、やっと開封しました。
温かいお茶がおいしくなる季節です。
まあ、わたしは一年中温かい飲み物なんだけど。(冷え性なのです)
マドレーヌ
最近お菓子づくりをよくするようになったけど、無理しないで月に一品くらいのペースにしています。
が、今回は別の日にもう一品。
母からリクエストがありまして。
おすそ分けしたいからと言われて、チョコレートファッジはこわれやすいお菓子なので、持ち運びしやすいマドレーヌをこれまた久しぶりにつくることにしました。
一個ずつ製菓用の袋に入れました。
おすそ分けしやすいのもあるし、乾燥防止にも一役買います。
マドレーヌにレモンの皮を使ったのですが、近所のスーパーには時期的に青レモンしかなくて(それでも国産のレモンが以前より手に入りやすくなったのはありがたい)、今回は青レモンで。
ちなみに残ったレモンを有効活用したい! と思うと、次はなにをつくろうという発想にもなります。
次回に続きます。
結び
写真から見ても分かる通り、わたしはお菓子づくりはそんなに得意なほうではありません。
手先が不器用じゃないし、デコレーションしたりインスタ映えするようなお菓子をつくる技術も手間も持ち合わせていない。
どちらかというと、焼きっぱなしの素朴なお菓子が性に合っている。
それでも手づくりすると、市販のものにはない素朴なやさしい味わいがあります。
何よりつくりたいーという気持ちが自分のなかにあるので、その気持ちを大事にしてあげたい。
というわけで、ゆるゆると今は月1ペースくらいで続けてみようかなと考えています。
関連情報
古い本なので中古本しかありませんが、イギリスのいろいろなお菓子が載っていて、当時はすごく熱心に読み込んでいました(イギリス好きだったのです)。
スコーンやヴィクトリアサンドイッチケーキは、いまもこの本のレシピを参考にしています。
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