福井県に温泉旅行に行ってきました。
立ち寄った美術館のお話を少しだけ。
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※「淺井祐介展 星屑の子どもたち」は2024年4月27日〜8月25日の開催です。
金津創作の森美術館
「金津創作の森美術館」は福井県あわら市にある芸術・美術活動の支援・育成を行うアート体験型美術館です。
館内の展示だけでなく、創作活動を実際に体験できたり、施設内に入居作家のアトリエがあったり、野外にも作品が展示されていたりと、いろいろな取り組みがされています。
というわけで敷地内にはいろいろな施設があります。
緑豊かな場所に立地されているので、敷地内を散策するのも良し、体験プログラムに参加するのも良しです。
今回、わたしは母と一緒だったので美術館アートコアで開催されている展覧会と、併設のカフェレストランで休憩しました。
個人的には緑が好きなので、もっと周辺の森を散策してみても良かったなあ。
館内カフェ・レストラン「森のキッチン・エフ」
というわけで、今日の本題。
館内にあるカフェ・レストラン「森のキッチン・エフ」さんでティータイムをしました。
ちょうどわたしが行ったときは、淺井祐介さんの展覧会「淺井祐介展 星屑の子どもたち」が開催されていたので、それにちなんだ限定メニューがありました。
なんと使われているお皿の絵柄も淺井さんが描かれたそうです。
(少しだけ写真)
ミュージアムショップの奥にカフェ・レストランはあります。
テラス席もありますよ。気候の良い季節は外もいいですね。
星屑の子どもチュロスティラミス
というわけで、期間限定の「星屑の子どもチュロスティラミス」を注文しました。
チュロスが淺井さんの作品風にデコレーションされています。かわいい。
淺井祐介さんの作品は、土や水など身近な素材を使って創られるそうで、色合いが土の色の装いに近くしてあります。
ティラミスもチュロスも好きな人としては、この組み合わせはふつうにおいしい。
スコップ型のスプーンもなんだかかわいいです。(写真が見えづらい…
コーヒーと一緒にいただきました。
ショコラテリーヌ
こちらは母が注文したショコラテリーヌ。
こちらも淺井さんデザインのお皿に盛り付けられています。素敵。
季節柄かメロンが添えられていました。おいしそう。
淺井祐介展 星屑の子どもたち
今回はたまたま立ち寄ったので偶然の出会いでありました。
というわけで少しだけ感想。
土や水などを使って創られた作品は、はじめて見る世界が広がっていました。
時間ごと、日にちを追うごとに変わる展示。
小さな作品から大きな作品までいろいろな作品があるのだけれど、やはりどこにも淺井祐介さんという存在が感じられて、不思議な心地でした。
やっぱり圧巻は奥の展示室の床と壁一面に飾られた共同作品。
多くの人が関わって創られたその作品は、なんと靴を脱いで作品を歩きながら眺めることができるのです。
体感・体験すること。ぐるぐる歩いていくとそのたびに景色が変わって不思議な世界に迷い込んだような心地になりました。
普段は現代アートに触れる機会があまりないのですが、とても新鮮で楽しかったです。
(一緒にいた母は、待ちくたびれておりました。やっぱり美術館はひとりで行くものだね……
結び
「淺井祐介展 星屑の子どもたち」は、2024年8月24日まで開催されています。
当日受付の子ども向けの体験プログラムもありますので、夏休み、お子さんと一緒に訪れるのもおすすめです。
関連情報
福井県あわら市のアートスポット「金津創作の森」公式サイト。アートフェスタやクラフトマーケットなど、アートイベントが盛りだ…
福井県あわら市宮谷57-2-19
定休日:月曜日(月曜祝日の場合は翌平日休館)
駐車場:有り(無料)
幸福度日本一と言われる福井県 福井県の最北端に位置するあわら市は「関西の奥座敷」と呼ばれる「あわら温泉」があり…