- 2019-06-15
- 2024-07-24
薄明「遠い山なみの光」カズオ・イシグロ
久しぶりにカズオ・イシグロ作品です。 これまでもカズオ・イシグロの作品に触れてきたけど、デビュー作だからといって本書をいちばん最初に読まなくて良かった。 カズオ・イシグロは […]
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サリンジャーの有名な著作。 「ライ麦畑でつかまえて」というタイトルで目にした方も多いのではないでしょうか。 今回紹介するのは村上春樹さんの翻訳バージョンです。 […]
昨年遠方に住む友だちに会いに行ったときに「もう合わせるのはやめたんだ」と話していて 「だったらこれを読むと良いよ」 と勧めてくれたのが本書です。 うーん、なんだかいまのわた […]
(アイキャッチの画像は単行本版です) * 今回は辻村深月さんの「青空と逃げる」です。 この本はタイトルの通り、”逃げる”ことがひとつの大きなテーマになっています。 本を読んだ感触をもとに、ほかの作品( […]
(アイキャッチの画像は単行本のほうです) はじめに 「騎士団長殺し」を読むのは2回目です。 初めて読んだとき、「ああ、豊かさってのはこういうことを言うんだなあ」としみじみ思いました。読ん […]
噛みあわない会話と、ある過去について 導入:辻村深月作品について 辻村深月さんの本は好きで、けっこう色々読んでいます。 心理描写がとても秀逸。 はじめて読んだ本はなんだっけ?忘れたけど( […]
直木賞を受賞されて、「ちょっと読んでみようかな」と軽い気持ちで図書館に予約しました。いやあ、待ちました。3年かかりました。 待った甲斐は、十二分にありました。あまりに面白くて、3日あまり […]
「真説 孫子」のときと同様、新聞の書評からたどりついた一冊。 超個人的な感想ですが、これまでの点と点が線で繋がった一冊になりました。今回は、どんな点と点が繋がったのかを書くことで感想とい […]