- 2023-05-20
- 2024-01-14
物語を通して眺めること『琥珀の夏』辻村深月
久しぶりに辻村深月さんの作品。 地味でおとなしめの、自分に自信のない内向的な感受性高めの女の子を描くと辻村さんの右に出る人はいないんじゃないかしらと思います。 * ※本編の内容に触れてい […]
久しぶりに辻村深月さんの作品。 地味でおとなしめの、自分に自信のない内向的な感受性高めの女の子を描くと辻村さんの右に出る人はいないんじゃないかしらと思います。 * ※本編の内容に触れてい […]
「ツナグ」の続編です。前作も読んだことがあるのだけれど、随分前の話です。 だから、細かな内容は忘れてしまいました。 死者と会えること、その仲介をする使者が<ツ […]
前から名前は聞いたことがあったのですが、あまりよく知らなかったヴァージニア・ウルフ。 でもなんとなく気になってはいたようです。頭の隅っこに残っていた。 たまたまコロナ禍のなかで、どなたか […]
たいてい小説を読む時は、それがなんのお話かはわからないまま読み進めます。 わたしの場合、あらすじを見て選ぶよりも作家さんの名前で適当に選びます。 (ときどき知らない作家さんの本を選ぶとき […]
(アイキャッチの画像は単行本版です) * 今回は辻村深月さんの「青空と逃げる」です。 この本はタイトルの通り、”逃げる”ことがひとつの大きなテーマになっています。 本を読んだ感触をもとに、ほかの作品( […]
噛みあわない会話と、ある過去について 導入:辻村深月作品について 辻村深月さんの本は好きで、けっこう色々読んでいます。 心理描写がとても秀逸。 はじめて読んだ本はなんだっけ?忘れたけど( […]