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京都のカフェアアルトに行ってみた。〜サーモンスープ〜

以前から行ってみたいと思っていた「カフェアアルト京都」へ行ってきましたよ。よ。

 

CAFE AALTO 京都店

京都のカフェアアルトの外観

 

カフェアアルト京都は、フィンランド・ヘルシンキにある「CAFE AALTO」の2号店です。

店内にはフィンランドを代表する建築家アルヴァ・アアルトのデザインした椅子やテーブルなどが復元・使用されています。

 

食器もフィンランドを代表する食器ブランドittalaが使われています。

アアルトの世界観やフィンランドの伝統的な家庭料理やライフスタイルが体感できるお店です。

 

ちなみにヘルシンキにある「カフェアアルト」は、アカデミアの書店内にあります。

 

フィンランド在住の方のvlogで現地のカフェアアルトを見て興味を持ちました。

その2号店が日本にもあると知って前から行ってみたいなあと思っていましたが、夏にアアルト展に行ってから、ますます想いが募り今回やっと行くことができました。

 

店内

お店は1階がカフェ。2階はホテルになっています。

縦に細長い構造なのは京都ならではなのかな。

 

わたしが行ったときは、平日の午前中だったのでとても空いていました。

人が誰もいなくなったときに、店内の写真を。(フフフ←……

食事をしていたら、あとからお客さんが何人かいらっしゃいました。

 

カフェアアルト店内。ここだけフィンランド。

 

店内はこじんまりとしていますが、テーブルや椅子はヘルシンキにあるカフェアアルトと同じデザインのものです。

アアルトさんのデザインって機能性と美しさが両立されているので(←アアルト展で手に入れたにわか知識)、座っていてもとても居心地が良いです。

今年になって北欧デザインへの関心が俄然高まりました。

 

ほどよい明るさで、なんだかいつもと違う心地がします。

不思議な感じ。これまで感じたことのない感覚。

 

 

カフェアアルト店内。わずかな隙間に庭を配置して、京都のテイストが加わっています。

 

こちらは部屋の隅。左側にホテルへ繋がるらせん階段があります。

奥の建物の外側は、ほんとうに狭いスペースなんですけど、その狭いスペースに採光を取り入れてミニ庭園風になっています。

北欧のデザインを基調としながら、京都の和のテイストも取り入れているのが面白いなと思いました。

京都店ならではの試みですよね。

 

 

カフェアアルト店内。ライトや天井もデザインされています。

 

ライトもヘルシンキのカフェアアルトと同じデザイン。

エアコンもさりげなく設置されていて(その方面に全然詳しくないんだけど、普通に天井設置タイプじゃないことだけはわかる)、天井や照明、光の入れ方までこだわっておられるのがわかります。

店内には、フィンランドのアアルト関連の写真がポートレート風に飾られていました。

 

個人経営のカフェとかあまり行かないので(いつも利用するのはチェーン系のカフェばかり)、カフェに詳しい人に比べると拙い感想でお恥ずかしいのですが、飲食だけでなく「その空間に居ること」にも意味があるなあと思いました。

はじめての場所はちょっとドキドキ緊張しましたが、また訪れてみたいなあと思いました。

 

サーモンスープ

モーニングメニューいくつかありましたが(メニューは店員さんが来る前に写真が撮れず。公式サイトにもメニューがあります)、今回はフィンランドの伝統的な家庭料理「サーモンスープ」を注文してみました。

ちなみにモーニングの時間帯(9:00〜11:30)は、コーヒーや紅茶のドリンクがセットになります。

メニューから自由に選べるのも嬉しい。

 

カフェアアルトのサーモンスープ、紅茶

サーモンスープ 1,870円

 

新鮮なサーモンと野菜をたっぷり使ったクリーミーなサーモンスープは、フィンランドのお母さんの味です。

Cafe Aalto 公式サイトより引用)

 

サーモンスープはバゲット2つ付きです。

紅茶はポットサービスでした。熱々です。

 

サーモンスープ

 

クリーミーなサーモンスープは、日本のシチューとは違ってサラサラとしたスープ。

スープのなかには、たっぷりのサーモン、ジャガイモ、ニンジンがゴロゴロと入っています。

シンプルなんだけど奥深い味。ディル(ハーブ)がスープの味わいに小さなアクセントをつけてくれます。

 

スープは向こうでは飲むものじゃなくて食べるもの、というのが頷けます。

 

 

ワイルドベリーの紅茶。ポットサービスです。

 

紅茶は「ワイルドベリーティー」を選んでみました。

ベリーの香りがとても良いです。

カフェアアルト京都のコーヒーや紅茶は、お食事やケーキに合うように独自に厳選されたものとのこと。

フィンランドのお店とはまた違う味わいが楽しめるのだそうです。

 

お水もイッタラのグラスに。

 

さりげなくお水が入れられたこちらのコップもittalaです。

北欧デザインが好きな人にとっては垂涎物ですなあ。

 

ちなみに、サーモンスープのお値段に驚かれた方もいらっしゃったのではないでしょうか。(大丈夫です。わたしも驚きました)

全体的にお値段はふつうのカフェよりお高めです。モーニングでも1000円台後半のメニューばかり。

これはカフェアアルトという空間に居ることのお値段でもあるかなあと思います。

 

他のお客さんは、比較的頼みやすく北欧っぽさを味わえるシナモンロール(ドリンク付き1,100円)を頼まれている方がほとんどでした。

わたしもシナモンロールか迷ったんですけどね、今回は自分の気持ちが向いたサーモンスープにしました。

フィンランドへ行くことを思えば……!!(え、そこ)

 

結び

念願だったカフェアアルト京都店に行けて大満足でした。

ここ数年自分の嗜好が変わってきて、以前だったら興味がなかったり躊躇してしまったりしていた世界へ足を踏み入れるようになりました。

今回も、いままで自分になかった世界を体験しました。(ちょっとお高いのですが、体験料込みだと思っています)

 

あ、ちなみにこれだけシナモンロールをブログで扱っていて、シナモンロールを選ばなかったんかいとお思いのそこのあなた(いや、誰もいないのでは……)

大丈夫です(?)。このお話には続編があります。

次回、カフェアアルトのシナモンロール(テイクアウト)編です。乞うご期待!

 

※2021年11月27日追記

▷▷ カフェアアルトのシナモンロールの記事はこちらです。

 

関連情報

▽カフェ アアルトの公式ホームページ

Cafe Aalto Helsinki

Cafe Aalto was opened in 1986 at the Academic book store whi…

▽カフェアアルトのシナモンロールのお話

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アイキャッチ画像、カフェアアルトのシナモンロール

▽夏に行ったアアルト展についての記事

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▽北欧系vlogはこちらの記事で扱っています。

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