先月、石川県の金沢市へ行ってきました。
金沢へ来るのは約10年ぶり。当時は友人と来て、めまぐるしく兼六園を回りました。
駅の建造物に見とれてしまいました。ネットで調べみると、「鼓門」というのですね。
2005年にお披露目とあるから、前に来たときにもおそらくあったはずなのに、まったく覚えていない。
せっかく金沢まで来たのだから、なにかひとつでも楽しみを。
というわけで、金沢の名物ハントンライスを食べに行くことにしました。
グリルオーツカ
ハントンライス発祥のお店に行くことにしました。
「グリルオーツカ」という、昔ながらの洋食屋さんです。
懐かしい空気の漂うお店です。店先の植木もどこか温かい。
写真ではわかりませんが、ショーケースには、外国語に対応したメニューが載っていました。
開店間近の時間に行ったにも関わらず、店内にはすでにお客さんが。
カウンター席に通されましたが、すぐに満席になりました。
地元のお客さんも、観光客も、いらっしゃる感じです。
洋食屋さんで、メニューは色々あるのですが、いちばん上にハントンライスの名前があります。
ハントンライス(小)を注文しました。
他にもメニューには色々ありましたが、わたしがいた時間では、みんなハントンを注文していました(笑)
ちなみに、メニューにはオムライスもあります。ハントンライスとオムライスは別の食べものなのです。
ハントンライス
銀の皿に載って、やって来ました。
小でもけっこうなボリュームです。
ハントンライスの名前の由来は、ハンガリーの”ハン”と、フランス語でマグロを意味する”トン”を合わせて”ハントン”だそうです。メニューに書いてありました。
ハントンライスの上には、マグロのカツと、エビフライが2つずつ載っています。マグロのカツは、サイコロ状でした。ケチャップのソースに、タルタルソースがたっぷり。
半熟卵のなかは、ケチャップライスです。ごはんの味付けはシンプル。
見た目は派手ですが、食べてみるとなんといいますか、素朴な味わいでした。
シンプルなライスが、卵の上の華やかな面々とバランス良くマッチしています。
つまり、何度食べても飽きない工夫がされていると思います。
見た目はオムライスによく似ているけれど、これはオムライスじゃない、やっぱり”ハントンライス”なんですね。
ほかのお店のハントンライスも食べて見たいなあとか
また金沢に来た時はグリルオーツカさんに寄ってみたいなあとか
いやいやグリルオーツカさんのオムライスも食べてみたいなあとか(笑)
日帰りのめまぐるしい金沢来訪だったけれど、行ってみて良かったです。
オムライスではないのだけれど、見た目はオムライスに似ているハントンライス。
とっても迷うところですが、いちおうオムライスカテゴリに入れておきます。
広義では「オムライス」に入るかもしれないけれど、「オムライス」とは呼べない不思議な食べもの。
※2019年1月18日追記
この「オムライスとは呼べないけどオム好きとして捨て置けないカテゴリ」を「オムライスの親戚」と分類することにしました。
関連情報
グリルオーツカ
石川県金沢市片町2-9-15
076-221-2646
https://www.facebook.com/grill.otsuka/