「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑

 

Twitterで、おすすめされているのを見て、読んでみました。
こういう本は、基本的に自分からはあんまり読まないんだけど、でも最初に言っておきます。

めちゃくちゃオススメです!

アウトプットに興味がなくても、ビジネス書やハウツー本に興味がなくても、とりあえずもやもやと日常を変えたいと思っている人は、何かしら得るところがありそうです。

 

アウトプットは実は今年のテーマなんです。

実は密かに、今年のテーマのひとつは「アウトプット」でした。あ、いや。今年もまだ5ヶ月残っているから、「です」と言ったほうが良いですね。現在進行形です。

というのも、わたしはインプットは割と良くやっているけれど、アウトプットが弱いなあと自覚があったからです。

そういうわけで、本書はそんなわたしのモヤモヤに応えてくれる本でした。

 

本書の構成

本書は5章仕立てで、アウトプットがいかに大切か、その実戦方法、科学的根拠など詳しく語られています。

CHAPTER1 アウトプットの基本法則
CHAPTER2 科学に裏付けられた、伝わる話し方
CHAPTER3 能力を最大限に引き出す話し方
CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力
CHAPTER5 アウトプット力を高める7つのトレーニング法

 

著者は精神科医でバリバリに頭が良く、かつアグレッシブに行動する方なので(なんだろう、前に読んだ「一流の頭脳」の著者とめちゃくちゃかぶるんですが)、書いていることをそのまま真似することはできませんが、「なるほどなあ」と参考になることはいくつもありました。

たぶん、日頃の「自分のなかで足りてない」とモヤっていたところにヒットしたのだろうと思います。

というわけで、自分的に特に印象に残った箇所を3つピックアップしてみます。

 

印象に残ったところ3つ

CHAPTER3:43 ぼーっとする

いきなりわたしらしい項目にヒットしました(笑)

ぼんやりとすることが、脳の働きを活性化するーー実は科学的に証明されているそうです。

最近の脳科学研究で、「ぼーっとする」ことの重要性が証明されています。特になんの作業もしていない「ぼーっとした状態」「ぼんやりした状態」のとき、脳内では「デフォルトモード・ネットワーク」が活発に稼働しているのです。
(中略)
ワシントン大学の研究によると、デフォルトモード・ネットワークを稼働させてぼんやりとしているときの脳内では、通常の脳の稼動時の15倍ものエネルギーが消費されていることが明らかにされました。つまり、脳は活動しているときよりも、実は「ぼーっとしている状態」のほうが重要なのです。

(アウトプット大全 P142)

 

この「デフォルトモード・ネットワーク」は、『これから自分の身に起こり得ることをシミュレーションしたり、自分の過去の経験や記憶を整理・統合したりと、いろいろなイメージや記憶を想起させながら、脳内で「自分のこれからをよりよいものにしていくための準備」を整えている(P142)』状態なのだそうです。

 

この時間は、スマホを眺めたりするのも良くないそうです。とにかくぼーっとするのがいちばん!

 

わたしが休みの日、たまに恐ろしく頭が働かなくなってぼーっとして何もせず(というかできず)1日を過ごすのは、たぶんこのデフォルトモード・ネットワークがフル稼働しているんだろうなあと思いました。

 

いや、前からそんな気は薄々していたんだ。

でもほんとうにそうなんだ(たぶん)

ということは、そういうときは、変に抗わずに思う存分ぼーっとしたほうがいいんだ。

 

CHAPTER4:60 行動する

本書はインプット(読む、聞く)とアウトプット(話す、書く)、そしてフィードバック(振り返り、反省)が大事だと書かれていますが、ここに第4の要素「行動する(DO)」も加わります。

 

アウトプットして得られた気づきを、「TO DO」に記します。

例えばダイエットなら「週に2時間有酸素運動をする」といったように。
でも、書くだけでは何も変わりません。

 

ここで行動に移すことで、ほんとうに自己成長が起こっていくのです。

 

行動するって、簡単なようで、実はとってもむずかしいことです。

でも、やっぱり「動く」ことの意義は大きい。勇気のいることだけれど、大きな第一歩。

 

本書では「動く」ときのコツについても細かくレクチャーしてくれます。

簡単にいうと、目標を細分化する(スモールステップ)、楽しみながら実行する、ちょっとでいいから毎日続けてみる、でしょうか。

 

たぶん、この項目に自分がヒットしたのは、ちょっとずつ自分が「動く」ことに考え方がシフトしていることもあるだろうなと思います。

個人的に、わたしは保守的であり、石のように固くそこから動かない人だったのですが、少しずつ自分が変わっていくなかで、「動く」ことを意識しだしたからだと思います。

 

このテーマは、本書の「動く」とはちょっとズレるかもしれません。

また機会があったらどこかで取り上げたいなと思います。

 

CHAPTER4:64 集中する

人間の脳が同時に処理できる情報量はものすごく少ないことがわかっています。3個の情報を同時に処理しようとしただけで、脳の作業領域「ワーキングメモリ」は満杯になってしまいます。(中略)
「マルチタスク」は絶対にやってはいけない仕事術です。とにかく、目前のひとつのことに集中してアウトプットするのが、最も効果的なアウトプット法といえます。

(アウトプット大全 P200〜201)

 

マルチタスクが良くないというのは、以前からちらほらと聞いたことはあったのですが、科学的に実証されているそうです。

マルチタスクをすると、脳にものすごく負荷がかかり、結果的にミスも増え、良いパフォーマンスを得られなくなるそうです。

 

テレビを見ながら勉強をする、とかやっぱり良くないんですね。

 

わたしは個人的には、これは「あ、一度にひとつのことに集中していいんだ」と知り、なんだかホッとしました。

自分ではマルチタスクが苦手なことは自覚していたので、背中を押してもらえた感じです。

 

逆にいうと、いろんなタスクが押し寄せてきたときに、その情報量に圧倒されてパニックになるのですが、「1つずつ集中してやる」のが最も効率の良い方法なんですね。

あ、これも本書からの受け売りですが、そういうときは「まず書き出してみる」(これもアウトプット)のが良いそうです。

 

 

明日からできる、本書を読んで改善しようと思ったところ

インプットしたものはできるだけアウトプットする。

例えば読んだ本、映画、美術鑑賞、仕事の研修など、インプットして受け取ったものは、できるだけアウトプットを徹底しようと思いました。

これはわたしは既に半分くらいしているんですが(仕事は手帳に、趣味はブログに)、していないこともあったので、どんどんやっていこうと思います!

 

ぼーっとする時間を持つことに、罪悪感を覚えない

たぶん性格的に許容量が低いわりにいろんなことをやろうとするので、特に休みの日に、頭がぼーっとして動けないと罪悪感がすごくやってきて余計にしんどくなることがよくあります。

でも、それは大事な時間なんだろうなあと改めて思ったので、ちゃんと(?)ぼんやりしようと思います!

 

アウトプットするために、インプットの量を調節する

これも、本書を読む前から最近薄々感じていたんだけど、例えば「本を読む量を少し減らして、その時間を別のことに使ったほうがいいんじゃないか

それは正解だとわかりました。

 

インプット過多になっても、アウトプット(と、フィードバック、行動)ができていないと、せっかくのインプットが生かされません。

量ばかりしていても、ある意味もったいないことでもあるのです。

もともとわたしは許容量が大きくない人なので、これからはインプットの量も気をつけてみようと思います。

 

結び

このブログも1年と8ヶ月目に入りました。

実は2年前の夏にはブログを始めようとサーバー契約をしたにも関わらず、始動するまでに5ヶ月かかりました。

「ちゃんと準備が整ってから」と行動(DO)に時間がかかったのです。

 

結局見切り発車で年始にスタートさせて、軌道に乗ったのは2年目に入ってからです。

 

2年目にだんだん記事を書くことが習慣になってきました。

確かに、アウトプットはすればするほど力がついてきます。

ブログを始めたころよりも、書く文章量が増えました。

コツコツと続けてきたことは無駄ではなかったのだと思います。

 

著者によると、ブログは「100-300-1000」の法則があるそうです。100記事、300記事、1000記事まで行くごとに、レベルアップが見られる。

このブログは、まだ220記事ちょっと。300記事は年内に達成できるかなと思います。

 

1000記事まで行くのには、まだまだ時間がかかりそうですが、そこまでいけるようにこれからも、日々コツコツとアウトプットを続けていきます。

 

関連情報

▽インプット版もあるらしいです。

▽運動も一緒にするとなお良いですよ(宣伝的な)

▽こちらもおすすめ。

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