うなぎパイファクトリーに行った日、こちらにも寄りました。
浜松市楽器博物館です。
浜松市楽器博物館
浜松市楽器博物館は、2020年に開館25周年を迎えた日本で唯一の公立楽器博物館です。
浜松といえば、うなぎ……も有名ですが、あのヤマハと河合楽器製作所の2代ピアノメーカーと、電子オルガンなどの電子音楽機器メーカーローランドの本社がある、実は音楽の街としても有名です。
浜松市楽器博物館には、世界中の楽器が集められています。
「世界の楽器と音楽を平等に扱う(パンフレットより)」というコンセプトのもと、子どもから大人まで楽しく過ごせる生涯学習の場になっています。
ワークショップや体験、コンサートも開催されています。
音楽が好きな人はもちろん、普段楽器に触れることのない(わたしのような!笑)人でも興味深く楽しめる博物館になっています。
今回は、館内の一部をご紹介したいと思います。
世界の楽器
まず目に飛び込んでくるのがこちらの不思議な楽器。
「サイン・ワイン」というミャンマーの楽器です。
ええ、そう。楽器なんです。このなかに入って演奏するそうです。
実際に演奏されている映像も流れていました。
館内は、国ごとの楽器のゾーンと、電子楽器、オルガン、ピアノなどの鍵盤楽器などに分かれています。
土地柄的に、鍵盤楽器の種類はやはり多いです。
ピアノに詳しい人が見たらきっと垂涎ものなのだろうとか想像してしまいました。(まったくの素人なので、違いがよくわからない……)
いくつか紹介してみますね。
(名前がついていないのは、写真に撮り損ねてしまいました)
アジアの楽器。東南アジア系の楽器が多く展示されていました。
「ジュゴック」というバリ島西部で使われている竹琴です。
色鮮やか。大きい。竹琴としては世界最大サイズです。
つくづく思うのですが、音楽って祭事と密接な関わりがあるんだなあと。
こちらも、演奏されている映像が流れていました。
こちらは韓国の楽器。かわいい。色鮮やか。
インドネシアのバリの楽器と、ランダとバロン。
日本の獅子舞に似ていますね。めちゃ大きかったですー
日本の楽器コーナーもありました。
和楽器は見た目は地味ですけど繊細だなあと思いました。
木の模様が美しいです。さぞかし立派な木からつくられたのでしょう。(着眼点そこですか)
ヨーロッパは弦楽器がたくさんありました。
現在は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの4種類が主流かなと思いますが、いろんな大きさがあってその4種類に落ち着いていったのですね。へー
アフリカの楽器もありました。
音も奏で方も想像のつかない楽器がたくさん。
地域によって楽器も個性が全然違うんだなあと知ることができてとても面白かったです。
鍵盤楽器など
鍵盤楽器メーカーのある浜松市ならでは。
鍵盤楽器の種類と数は豊富でした。こちらも一部分ご紹介します。
電子楽器コーナーにも、珍しい楽器がありました。
これも楽器なんですよー。
オルガンも何種類かありました。オルガンに出会うなんて小学校以来だなあ。
ピアノやオルガンは、実際に体験できるコーナーがありましたよ。
アップライトのピアノもいろいろ。
蝋燭立てがあるのは、昔のピアノならではなのでしょうね。
チェンバロもありました。
西洋の貴族の邸宅やお城に置いてありそうな優美さです。
いろんな種類の鍵盤楽器が一堂に介していて、楽器の世界も奥が深いなあと思いました。
結び
わたしは音楽とは縁の遠い生活を送っているのですが
その分、普段触れることのない世界を体験できて面白かったです。
音楽や楽器に興味のある方はもちろん、お子さんにもおすすめです。
館内にはカフェやミュージアムショップも併設されていますよ。
関連情報
〒430-0929 静岡県浜松市中区中央3丁目9−1
TEL:053-451-1128
アクセス:JR浜松駅北口より徒歩10分
専用駐車場はありませんので、お車でお越しの際は最寄りのパーキングをご利用ください。
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▽ 2022年静岡の旅一覧
①浜松市のうなぎパイファクトリー〜うなぎパイカフェでかき氷も〜
②浜松市楽器博物館〜ピアノ以外にも楽器がいっぱい!〜(この記事)
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