COVID-19(新型コロナウイルス)を通して考えたこと その1:日常の変化(2020年3月編)

いよいよ緊急事態宣言も出されようとしていて、日常生活もどんどんと物々しくなっています。

ブログの記事を更新するのも、どんなふうに書こうかけっこう気を遣います。

ここはあえて、その話題についてここら辺でまとめておこうと思いました。

 

※一個人の体験、意見です。

※お住いの地域の状況によって左右される部分はあると思います。あくまで参考程度に。

※ちなみに、関西の都市部近郊エリアのお話になります。

 

※記事公開は2020年4月7日ですが、主に3月のまとめなので「3月編」にしています。

※2023年5月、記事の一部を修正しました。

仕事

わたしの仕事自体は、幸いにして新型コロナの影響を大きく受ける仕事ではなく、現在も通常通りに出勤しています。

緊急事態宣言が出されても、ほぼ変わらないです。

 

仕事量は、これだけ世の中に蔓延すると大なり小なり影響はあります。

職場の雰囲気も日々物々しくなっています。

 

通勤

仕事柄テレワークなどの在宅勤務が適さず、時差通勤するよりもその時間に職場にいることが求められるため、いつも通り通勤しています。

ちなみに電車通勤です。

朝のラッシュ時間は、人が確実に減りました。日々減っている印象。

現在は運が良ければ座れるようになりました。これは正直嬉しい。

 

現在は電車は、いくつか窓が開いていて常に換気されている状態です。

もちろん出勤時のマスクは手放せません。

 

職場

普段はたくさんの人と常に一緒に仕事をする職場ではありません。

必要に応じて打ち合わせをしたり会ったりするので、いまはその状況はありがたいかも。

(普段も基本ひとりで苦にならないんですが)

 

それでも職場全体を見渡せば、環境面で新型コロナウイルスの影響が日に日にシビアになっています。

仕方のないことなのだけれど、シビアになればなるほど、それが続けば続くほど、不安やネガティヴな感情がさらに強化されてしまう感覚はしんどいですね。

 

プライベート

もともとインドア派で人混みの苦手な人なので、がらりと生活は変わっていないのですが、それでもそれなりに影響も受けているので、変わったこと。いま大事にしていること。

 

変わったこと(マイナス面)

都市部近郊に住んでいて、外出自粛要請も出されているので、特に3月以降外出する機会はどんどんと減りました。

 

具体的には、友人と会うのを控えるようになりました。

会うといっても普段でも月に1~2回程度なのですが、暖かくなったらあの人に声を掛けようとか思っていたのも、控えざるを得ない状況になりました。

あと、月に一度映画や美術館に行くのを楽しみにしていたのですが、これも3月以降控えています。

 

時期的に、ちょうどいまは桜が見頃ですが、通常でも人が混む時期はわざわざ花見に行ったりしないので、これは通常モード。(アイキャッチの画像は、近所の桜)

 

そして、基本的に内向的なおうち大好き人間なので、いまのところ外出の機会が減ってもそのこと自体には大きなダメージはありません。

ゴールデンウィークとか、いつもふつうにおうちで過ごすしね。

 

とはいえ、やっぱりふつうに外出できる日が早く戻ると良いなと思います。

 

変わったこと(プラス面)

もともとそんなに外出するほうではないのですが、家での時間をもっと大切にしたいと思うようになりました。

幸いにして、少しずつ冬に悪化した体調がじわりじわりと回復しているので、少しずつなのですが、できることを増やしている最中です。

 

そういう意味では、2〜3月は新型コロナウイルスの影響と関係なく、体調が悪くて動けなかった。

体調が悪いときは、お休みの日もほんとうに動けなくて参っていたので、家時間で動くのはリハビリも兼ねているかもしれません。

 

はまっていること① 動画やアニメ

YouTubeなどの動画を見るのに最近はまっています。

見るのは、何気ない暮らしを描いている動画が多いです。

テレビの料理番組よりも、手際の良さではなく日常っぽさが映し出されているのに親近感が増します。

 

▽その後まとめたお気に入りvlog一覧の記事(2023年5月追記)

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あとちょっと前に、アニメ「鬼滅の刃」を全話見ました。

あれ、面白いですね。劇場版も気になります!

ちなみにお気に入りキャラは善逸です。

 

▽劇場版無限列車編の感想(2023年5月追記)

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はまっていること② 運動

もともと出不精だし運動は嫌いなので(体育ほど嫌いな科目はなかった)、普段から運動不足気味です。

それでも走るのは苦にならないので、調子が良いときは週末に軽く外でランニングすることもあったのですが、それも最近はしづらくなりました。

 

というわけで、家でテレビを見ながら、時には動画を見ながら、その場で走っています。

iPhoneには歩数計機能があるので、iPhoneを片手に持ちながら、1日の目標ラインを決めてそこは超えるようにがんばっています。

 

あと軽いストレッチとか、ラジオ体操とか、大きな運動ではないけれど、こういうときだからこそこまめに身体を動かすことを最近はこころがけるようになりました。

意外とそういう小さな積み重ねは馬鹿にできません。

 

もっと増やしたいこと

これはまだ取り組めていないのですが、おうち時間が増えているので、家のなかをもっと快適に居心地よくしたいと考えています。

整理整頓をしようと思ってそのままになっているところとか、この機会に手をつけたいな。

 

今年は部屋の大幅な模様替えをしようと計画していたのですが、その前に不要なものの整理が必要。

でももう4月なのにまだ何にも手をつけられていないのです。

 

本を読む時間や、ゆっくりお茶を飲む時間をもっと大事にしたいなあとも思っています。

手づくりのお菓子を久しぶりにつくると、これはゆっくり味わいたいと思いました。

久しぶりに紅茶の茶葉でも買ってこようかな。

 

気づいたこと

こういう状況になって改めて、自分はそういう日常の暮らしをていねいに過ごすことを大事にしたいと思いながら、意外とできていなかったことに気づきました。

これは、良い気づきです。

 

 

もちろん良いことばかりじゃない。

と、なんだか良いことばかり書いているような気もしますが、そうではありません。全然そうじゃない。

実はこの記事を書いている最中も、何度もこころが折れそうになりました。ものすごく時間がかかった。

 

いまのところわたし自身の生活は、仕事があるからですが、そんなにいうほど変わっていません。

でも、世間を見渡せば、そうでない状況もたくさんたくさんあります。

そのことを、知らないふりをしている、他人事と思っているわけではないのです。

 

ネットやテレビのニュースなど、日々情報はどんどん押し寄せてきて、見れば見るほど、気持ちはどんどんと不安定になっていきます。

世界が終わってしまいそうなくらい気持ちが暗く押しつぶされそうにもなります。

やめればいいのに、また見てしまう。先がどうなるかわからない不安。

 

そもそもいつ新型コロナにかかってもおかしくない状況が、もうそこにあるのです。

場合によっては重症化するリスクだってあります。身近な家族や大切な人がなるかもしれません。

 

自分はまだなんとか日常を保てているけれど、現在苦境に陥っている人、これからそうなっていくかもしれない人のことを思うと、そんなにのほほんとしていて(そういうほどしてはいないけど)いいのかと思います。

自分もいつそうなるのかと絶望的な気持ちにもなります。

 

つまり、自分という基点ではなく、自分の外の情報にすごく振り回されます。

 

事態の収束があとどれくらいかかるのか、誰にもわかりません。

でも、例えばいまここで、わたしが落ち込んだり暗い気持ちになっても、明るく前向きに日常の生活を過ごしても、世の中はそんなに変わらないのです。(前者も後者も、時間の過ごし方に違いはない)

 

それなら、やっぱり少しでも自分が穏やかに気持ちよく過ごせることを、実践していったほうが良いじゃないかと。

そうしてわたしが穏やかに優しい気持ちになれば、わたしの周りの人も、その気持ちが移ります。

不安な気持ちも移るけど、ポジティヴな情動も伝染します。

 

個人的な意見なのですが、わたしは新型コロナウイルスに対して、「闘おう」とか「打ち勝つ」という言葉は好きではありません。

これはたまたま人に対して良くない影響を及ぼしているけれど、ウイルスは果たして敵だろうかというと、そんな”意思”は彼らにはさらさらないのです。

 

わたしたちが、それに対してどう向き合い、自分にできることはなにか、この事態にどう工夫していくか。そっちのほうが大切だなと思います。

 

これは、立場の違いもあると思う。その人の立場によっては、そんな流暢なことを言ってられないでしょう。

わたしの考えは実に生ぬるいのだろうと思います。

でもやっぱり個人ベースでできることをと、思います。

 

結び

なんだかとっても長くなってしまいました。

ちなみに、わたしはもう社会人ですが、今回の休校措置はきっと学生のときなら喜んだろうなと思います。

基本的に学校が楽しいと思ったことが少ない人なので。

家で過ごすほうが楽しい。ひとりで過ごすのも苦にならない。好きな漫画を読んだり、ゲームをしたり、絵を描いたりして過ごしていただろうと思います。

 

そして、うちの甥っ子と姪っ子に話を聞くと、ふたりともそこまで苦になっていないことに、ああうちの家系だなと思いました(笑

子どもがずっと家にいるので大変なのは、義姉です。頭が下がります。

 

安心して日常を当たり前に過ごせる日々が、一刻も早く戻りますように。

ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。

 

関連情報

▽2020年4月から半年間のCOVID-19について考えたこと記録

その1:日常の変化(3月)この記事

 

その2:緊急事態宣言(4月)

その3:ステイホーム(5月)

その4:内と外のバランス(6月)

その5:with コロナ生活(7月)

その6:部分的にこもる(8月)

その7:本を通して考える(9月)

その8:ひとまず最終回(10月)

その9:3年間で変わったこと(2023年5月)

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