秋晴れのある日、六甲にお出かけしてきました。
今年(2021年)の7月にリニューアルオープンしたROKKO森の音ミュージアムです。
ROKKO 森の音ミュージアム
1994年7月21日に、オルゴールなどの自動演奏楽器をコレクションする博物館として開館しました。
以前は「六甲オルゴールミュージアム」という名前でしたが、2021年7月16日に「ROKKO森の音(ね)ミュージアム」としてリニューアルオープンしました。
わたしは六甲ガーデンテラスはずいぶん前に行ったことがあったのですが、そのときにオルゴールミュージアム(旧)に興味を持ちつつも(ついでに高山植物園にも)、その時は時間がなくて行けませんでした。
9月末に森林植物園に行ったときにリニューアルオープンした森の音ミュージアムのパンフレットを見つけて、行ってみました。
というわけで、以前のオルゴールミュージアムとの変化はわからないのですが、初体験レポしてみます。
森の音ホール
メインの建物である森の音ホールは、
1階:エントランス(受付)&ミュージアムショップ
2階:コンサートホール&森のCafé(レストラン)
3階:展示スペース
大まかにこんな構成になっています。
いろいろなオルゴールが展示されています。
カメラ(GR III)のレトロモードで撮影してみました。古いオルゴールもたくさんあるので、雰囲気が出て良い感じです。
机のなかにオルゴールが入っていますよ。おもしろーい。
こちらは2階のコンサートホール前に展示されています。
左側のピアノのかたちをしているものもオルゴールなんですよ。
コンサートホールでは、毎日定時に「演奏家のいないコンサート」が開かれています。
平日は1回30分、休日は1回20分。実際にいろんなオルゴールの音色を楽しむことができます。
係のお姉さんの衣装がとてもかわいくて素敵。解説もとてもわかりやすいです。
わたしが行ったときは「六甲ミーツ・アート」(毎年六甲山で開催されている芸術祭)の期間中で、「明和電機」というアーティストさんとのコラボ企画が開催されていました。
ちなみに、3階からもコンサートを楽しむことができます。
こちらは現在は定員10名。ちょっとした特等席気分かも。
SIKIガーデン〜森の散策路〜
森の音ミュージアムの見どころのもうひとつは、お庭です。
建物の外には気持ちよく散策できるお庭が広がっています。
5〜10月は毎週日曜日に音楽家を招いて野外コンサートが開かれるそうですよ。
森の音ホールの前には池があります。
季節によって景色の変化が楽しめます。
気持ちの良さそうなハンモックも。
こちら、音のベンチです。
ここに座って森の音を聴く(森のラジオ)と、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
写真ではわからないのですが、わたしが行った日は風が強くて寒くてゆったり過ごすどころではなかったんですけどね(雰囲気をぶち壊す発言)
カッコウボックス。ハンドルを回すと「カッコーカッコー」と鳴き声が聞こえてきます。
こちらはオルゴールボックス。紐を引っ張ると、オルゴールが鳴ります。
森のなかにいくつか設置されています。
森のなかでオルゴールが聴けるのは、森の音ミュージアムならでは。
秋の植物が、出迎えてくれました。こちらは色が綺麗でしたが、10月末で紅葉はまだもう少しという感じでした。
ローズガーデンもあるので、薔薇の季節もまた綺麗だろうなあ。
こちらSIKIドーム。透明なドームのなかに、居心地の良さそうな不思議な空間が広がっています。
こちらは利用するのは有料で、ピクニックセットがついてきます。(予約制)
天気の良い日は、このドームでピクニックをすると、いつもと違った体験ができそうです。
SIKIドームはふたつあって、もうひとつは利用されている方がいらっしゃいましたー
ミュージアムショップ時音〜とおん〜
こちらは1階にあるミュージアムショップです。
オルゴール博物館なだけあって、オルゴールがたくさん売っています!
プレゼントに、自分へのおみやげに、選ぶのも楽しいなと思います。
ショップの奥では、オルゴール組立体験・楽器作り体験もできますよ。
(※新型コロナウイルス感染対策のため、現在は予約制になっているそうです。詳しくは公式HPをご確認くださいね)
森のCafé
館内にある「森のCafé」。森の音ホールと、外側のお庭からと、入り口が二箇所あります。こちらは外側。
軽食やスイーツなどを楽しむことができます。セルフオーダー式です。
屋内席もありますが、屋外席(テラス席)のほうが席数は多め。
森の音ミュージアムはお庭がとっても素敵なので、天気の良い日はテラス席でのんびりお茶をするのも良いですね。
ちなみにこちらは店内の様子。テーブルや椅子が重厚です。座り心地も良かったー。
こちらは外のお席の一部。園内に池があってぐるりと囲むように森があるのですが、カフェのそばだけでなく、けっこう奥のほうまでいろんな種類のテーブルとチェアが置いてありますよ。
淡路オニオンカレー 1300円(税込)
淡路島産の玉ねぎを使ったカレー。おいしかったですー。
平日は、ランチにコーヒーか紅茶などのドリンクがついてきます。
ケーキやソフトクリーム、ドーナツなどのスイーツメニューも揃っているので、ランチに、お茶時間に、いろいろ楽しめます。
ROKKO MEETS ART 芸術散歩2021
2021年9月11日〜11月23日まで、「ROKKO MEETS ART 芸術散歩2021」が開催されています。
森の音ミュージアムのなかにも、いくつかアーティストの作品が展示されていました。
松田美由紀さん
高井碧さん
三松拓真さん
コンサートホールは明和電機さん
ほかにいろいろありました。
まだ開催中なので、気になる方は探してみてくださいね。
ROKKO森の音ミュージアムを回るのに所要時間は?
と、いろいろ盛りだくさんのミュージアムですが、園内を回るのにどれくらいかかるでしょう?
ざざっと回るのなら約1時間あれば十分。
コンサートとカフェを利用するのなら約2時間は。
コンサートとカフェを楽しみ、SIKIガーデンでまったり散策したり体験コースを利用するのならゆっくり約3時間コース。
かなと思います。(※あくまで目安としてお考えください)
森の音ホールのミュージアム自体は、そんなに時間がかからずに閲覧できます。
でも、ほかにも楽しみ方はいろいろありますので、お好みや他の予定との兼ね合いで過ごし方はそれぞれです。
お隣の高山植物園へも歩いて行けますよ。
ちなみにわたしは、11時ごろに着いて2時過ぎに出たので、この日は2時間半くらい滞在しました。
関連情報
兵庫県神戸市の六甲山上にある博物館「ROKKO森の音ミュージアム」は六甲山の自然に包まれながら、オルゴールなどの自動演奏…
ROKKO森の音ミュージアム
〒657-0101
神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145
TEL:078-891-1284
FAX:078-891-0111
営業時間:10:00〜17:00(最終受付16:30)
休館日:木曜日(※年末年始やシーズンによって変更あり)
入館料:大人(中学生以上) 1,300円/小人(4歳~小学生) 600円
高山植物園(徒歩で行ける)とセットのお得な割引券もありますよ。
駐車場:普通車 平日500円、土日祝1,000円/バイク 無料/バス(マイクロ含む) 2,000円
※当日中に限り、六甲高山植物園・六甲山アスレチックパークGREENIA・六甲ガーデンテラスの3施設でもお使いいただける共通駐車券です。
駐車場は繁忙期(GW、お盆)は、普通車2,000円だそうです。
※六甲ミーツ・アート開催中は、ナイトミュージアムを実施するため営業時間に変更があります。詳しくは公式HPでご確認ください。
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▽六甲ミーツ・アート関連(一部)
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2021は、この秋六甲山上で繰り広げられる現代アートの祭典です。…
▽森林植物園に行ったお話。
▽前回の続きです。[sitecard subtitle=関連記事 url=/camera-gr3-202110/] 新しく買ったリコーのカメラGR IIIを試し撮りしたくてウズウズ。[…]