2023年九州高千穂の旅その8:朝と夜の高千穂神社〜早朝参拝・高千穂神楽〜(宮崎/高千穂)

高千穂の旅のお話も今日で最終回です。

今日は、朝と夜の高千穂神社についてのお話です。

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早朝の高千穂神社参拝・高千穂神楽(この記事)

朝の高千穂神社

高千穂神社はホテルから歩いて行ける距離だったので、朝参拝に行ってきました。

▷▷ 宿泊したホテルについて詳しくはこちら

神社までの道

この日は、朝6時半くらいにホテルを出ました。

日の出とともに、道の灯りも消えて行きます。

朝の高千穂神社境内

朝の高千穂神社は車も人もほとんどいません。とても静かです。

昼間は絶え間なく人が通っていた場所も、この静けさです。

朝の空気のなかの高千穂神社って、別世界のようでした。

昨日は参拝される人で途切れることがなかったのが、人がいなくて雰囲気が違います。

朝の静謐な空気が好きだなあ。

神楽殿(左)と社務所(右)。

ここで昨晩に神楽を観たんだなあ。

(神楽については記事の後半に)

静かで昨日とは違った心持ちでお参りします。

早朝参拝の感想

早朝の参拝ってはじめての体験でしたが、貴重な体験になりました。

全然人がいないとそれはそれで不安になりそうですが(笑)、まばらに参拝に訪れる人はいらっしゃいます。

みんなが起きて活動を始めるちょっと前の時間帯、という感じが良いなと思いました。

早朝の高千穂神社参拝、おすすめです。

夜の高千穂神社(高千穂神楽)

高千穂神社で毎日開催されている神楽は、夜20時〜開催です。

神楽を見に行こうかギリギリまで迷っていました。

というのも、この日はお天気がちょっと悪く、雨のなかホテルまで帰るのは嫌だなあと(苦笑

しかしギリギリまで迷い(みのりさんは優柔不断)宮崎鶏で気を良くしたわたしは、結局行くことにしました。

夜の高千穂〜神楽殿まで

夜の高千穂は、また昼と雰囲気が違って風情がありますね。

この道の灯り、街灯よりも趣があって素敵です。

高千穂神社の裏手の入り口のほう(正面右側)から進むと、神楽殿へ近道できます。

もちろん正面の鳥居からも行けますよ。

高千穂神楽(夜神楽)について

高千穂神楽は、高千穂神社で毎晩20時〜開催されています

国の重要無形民俗文化財にも指定されている伝統的な夜神楽は、毎年11中旬〜2月の時期に町内19箇所で夜を徹して行われます。秋の実りの感謝と翌年の豊穣を祈願するものです。

高千穂神社で毎晩開催されているものは、それをミニマムに1時間でお手軽に鑑賞できる体験版とでもいうのでしょうか。

【高千穂神楽】

開催時間:20~21時(毎日開催)

料金:1,000円

定員:150名(インターネット予約80名、当日受付70名)

受付:19時〜

場所:高千穂神社 神楽殿

4番の舞

毎日行われる神楽は、毎回同じものです。

代表的な4つの舞を鑑賞することができます。

1)手力雄(たぢからお)の舞 ——天照大神を見つけ出す

2)鈿女(うずめ)の舞 ——天岩戸より誘い出す

3)戸取(ととり)の舞 ——天岩戸を開く勇壮な舞

4)御神躰(ごしんたい)の舞 ——二神による国造りの舞

1〜3は、神話に登場する天岩戸のエピソードの手力雄(たぢからお)と天鈿女(あまのうずめ)のご活躍を描いたシーン(高千穂ではこのお二方、天岩戸伝説の立役者として超有名人(神?)です。天照大神や瓊々杵命より熱いです・笑)

4の御神躰の舞は、イザナギ・イザナミの二神が仲良くお酒を作る舞で、夫婦円満を象徴する舞です。

それぞれ10〜15分ほどで想像していたよりすぐに終わってしまう感じ。

本来はひとつひとつがもっと長く、夜通し行われるというのも頷けました。

確かに、ダイジェストな体験版を見ている感じで、1時間あっという間に過ぎていきました。

神楽殿のなか

神楽殿のなかも少しだけ。

神庭(神楽を舞う舞台)を背にして撮った写真です。(つまり奥に見えているのが入り口。神庭のほうは人がどうしても映るので省略……)

畳1畳分が2席(2人分)です。

席は自由席です。前のほうから順番に座っていきます。

前のほうの良いお席は、早い者勝ちですよー

わたしは当日券を求めて19時過ぎに行きましたが、すでに前のほうは埋まっていました。

始まる前には、日曜の夜でしたが7〜8割埋まっていたようです。やはり人気!

土曜の夜や連休は、事前のネット予約がおすすめです。

お宿によっては、座布団を貸してくれるところもあります。

わたしの泊まったソレスト高千穂ホテルさんや、近所の国民宿舎ホテル高千穂さんは座布団貸し出し有りでした。

1時間(早めに行くとそれ以上!)畳に座りっぱなしなので、座布団があると助かりますー

感想

高千穂は、貸しボートと神楽が二大名物みたいになっています。

実際に行ってみて(ボートには乗らなかったけど)、なるほどーと頷けました。

どちらも高千穂の長い歴史や自然を体験できるものです。

そして、身体を使って体験することで、自分のなかに確かに残るもの。

わたしはひとり旅でボートは乗らなかったけど、神楽は体験できて良かったです。

高千穂観光に行かれる際は、一度は体験してみてほしいなと思いました。

結び

長い高千穂の旅のお話も、今日で最終回です。

前から行ってみたいなあと思っていたので、行けて良かったです。

ここまでお読みくださいましてありがとうございました。

関連情報

高千穂神社

〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井1037

駐車場:有り(無料)

高千穂観光協会公式ホームページ

夜神楽・貸しボートの予約はこちらからどうぞ。

▷ 神話のふるさと宮崎のページ

宮崎の神話・夜神楽についてはこちらを参考にさせていただきました。

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