2023年九州高千穂の旅その4:高千穂神社(宮崎/高千穂)

九州の旅は続きます。

天岩戸神社をあとにして、次はいよいよメインの目的地「高千穂神社」です。

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高千穂神社

御祭神

高千穂皇神(たかちほすめがみ)
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・木花開耶姫命(このはなさくやひめ)
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)・豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
鵜鵝草葦不合尊(うがやふきあえずのみこと)・玉依姫命(たまよりひめのみこと)

主祭神の高千穂皇神(たかちほすめがみ)は、下の段に続く神様(瓊瓊杵尊〜玉依姫命まで)の総称を指します。

瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)といえば、天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお孫さん(天孫)。

高千穂宮は、天孫降臨の地として有名です。

また、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の奥さん木花開耶姫命(このはなさくやひめ)も祀られていることから、縁結び・夫婦円満のご利益もあります。

メインの拝殿のお隣に小さなお社があります。

十社大明神(じゅっしゃだいみょうじん)
三毛入野命(みけぬのみこと)・鵜目姫命(うのめひめのみこと)など

一之御殿のお隣にあるこちらの二之御殿が、十社大明神です。

三毛入野命(みけぬのみこと)は、神武天皇の皇兄。

鵜目姫命(うのめひめのみこと)は奥さん、さらに御子神(お子さん)が八神祀られています。

鳥居、駐車場

高千穂神社は交差点の角にありました。

左側の道路をそのまままっすぐ行くと高千穂峡につながります。

神社のすぐ目の前に無料の駐車場もあります。

手水舎

手水舎でまずは手を清めましょう。

狛犬

狛犬さまが大変立派であらせられました。(もう片方は映りがうまくいかず自粛…

高千穂神社の御本殿とこちらの狛犬さま、国の重要文化財なのだそうです。

たしかにご立派です。

境内、本殿

(人が映らない瞬間をがんばって狙いましたー)

こちらが高千穂皇神(たかちほすめがみ)を祀る御本殿です。

ずーっと来てみたかったのです。夢が叶った瞬間です。

こちらが先ほども紹介しました十社大明神。

三毛入野命(みけぬのみこと)(神武天皇のお兄さん)とその妻子九神を祀っています。

夫婦杉

本殿のお隣には、有名な夫婦杉があります。

樹齢800年。ずっと一緒に隣ですくすくと大きくなってたくさんの人を見守ってきたのでしょうね。

こちらの夫婦杉、夫婦が手をつないで3周周ると夫婦円満・家内安全・子孫繁栄の願いが叶うと言われています。

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高千穂神社はほかにも樹齢の立派な杉がたくさんありました。

歴史のある神社は、長い年月一緒に過ごしてきた杉が空高く立派なお姿でいらっしゃるので、毎回見ていて楽しいです。

(木の写真もいっぱい撮りました。そちらは後日インスタのほうに上げます)

おみくじやご朱印帳など

おみくじも各種揃っています。

社務所のすぐそばに特別コーナーが。

特製のご朱印帳とお守り。なんだか特別感が漂っています。

お守りも種類が多かったです。(ここはさすがに人が多くて写真は撮れず)

わたしは交通安全のお守りを求めたのですが(昨年は貴船神社で。今年は高千穂神社と決めていました。車にいつも下げています)交通安全だけでも片手で足りないくらいの種類が。迷いました。

いつもよりも慣れない地での運転(山道多し)&帰りは母たちと合流してフェリー乗り場まで行かねばならないプレッシャーで(みのりさんは運転にそこまで自信はない)、無事に家までたどり着けるように何度もお願いしてました(笑

高千穂の神様に守ってもらえたのか、無事に事故もトラブルもなく家まで帰れました。ありがたやー

神楽殿

本殿の右手側に神楽殿があります。

こちらの神楽殿で、毎日20時から「高千穂神楽」を鑑賞することができます。

夜神楽のお話は、後半に別記事で詳しく取り上げますね。

鎮石(しずめいし)

本殿と神楽殿のあいだに、こんな立て札が。

なんでしょうか。行ってみよう。

第11代垂仁天皇の勅命により、我国で始めて伊勢神宮と当高千穂宮が創建された際、用いられた鎮石と伝えられます。

(看板より)

なんだかとてもすごい石さんに出会いました。

由緒正しい要石(かなめいし)なのだそうです。(「すずめの戸締り」を思い出すなあ)

あとで知ったのですが、この鎮石は有名なパワースポットなのだそうです。

特にパワースポットに興味がない上にそういう方面の感もまったくないので、「ほうほう」とよくわからずお参りしました。

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伊勢神宮と同じ時期に創建された高千穂神社、その歴史の深さを感じます。

淡路島の伊弉諾神宮(いざなぎ神宮)に、伊弉諾神宮を中心にした地図の石碑(下の写真)があったのですが、伊弉諾神宮からちょうど東に伊勢神宮(内宮)、冬至の日の入りの方角に高千穂神社があるのです。

(ちなみに島根の出雲大社と日御碕神社は夏至の日の入りの方角)

伊弉諾神宮のブログ記事はないのですが、そのほか行ったところ一覧

伊勢神宮 皇大神宮(内宮)(三重)

出雲大社 (島根)

日御碕神社 (島根)

那智大社 (和歌山)

伊勢神宮と距離がとても離れているのに、とても奥深いところにあるのに(今より交通が発展していなかった当時はもっと行きづらかったはず)、ずっと昔から由縁が続いている。

いつかほかの場所も訪れてみたいものです。

不思議な気持ちになりました。

神話の世界が身近に存在する。ご近所さん的な感覚で。

やっぱり来て良かったです。

結び(所要時間とか)

わたしはのんびり木の写真を撮ったり眺めたり、神社の裏手をぐるりと一周したり(高千穂峡へ続く遊歩道があるそうなのですが、なんか道が通行止めになっていたのか? ぐるりと一周して戻ってきてしまった)、1時間くらい滞在しました。

参拝だけなら30分もあれば余裕です。

このあとはどうしよっかなーと迷いながら、高千穂峡を目指します。

それではまた次回。

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高千穂神社
宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037
駐車場:有り(無料)

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