月に一度のお楽しみのハーブス。
今月はアイリッシュクリームチーズケーキです。
ハーブスはチーズケーキも季節ごとにいろんな種類があります。チーズケーキは一年を通じて多用に揃えていると言ってもいいかもしれない。
果物を使ったケーキは季節感が出ますけれど、チーズケーキは一年を通して食べられるからこそ、時期ごとに違うものを食べられる醍醐味というのがあるのかもしれません。と、いま書きながら思いました。
ついでに、これまで食べたハーブスのチーズケーキも紹介します。
クリームチーズのミルクレープ
国産のクリームチーズを使ったミルクレープです。
ハーブスの代名詞的存在ミルクレープの、アレンジ版ともいえます。
国産のクリームチーズはコクがあってとってもおいしい。アクセントのブルーベリーはもちろん生で、大粒がゴロゴロと入っています。とても贅沢な一品です。
チェリーのチーズスフレ
こちらは夏頃に登場するチーズスフレです。
さくらんぼとダークチェリーの砂糖漬けが、底に散りばめられています。宝石箱のようなケーキです。
ハーブスのシーズスフレは口当たりがさっぱりしているので、夏に最適です。
わたしはそんなにチーズスフレがすごく好きではないんですが、これはまた食べたいと思いました。おいしいチーズスフレを作るのには、技術がいります。
ブルーベリーチーズタルト
これも夏に登場するメニューです。
ハーブスのチーズ系はコクがあってもチーズ感が強すぎない、口当たりは優しいものが多いです。
こちらは割とチーズの濃厚さが出ているチーズタルトです。
ハーブスらしいなと思うのは、上に敷き詰められたブルーベリー。これがチーズの濃厚さをブルーベリーの酸味でマイルドにするのです。
ブルーベリーって基本的に高いので、使われてもちょこっとだったり冷凍物だったりすることが多いなかで、ハーブスは割と惜しげもなく使われています。だから値段も高いんだけど。
アイリッシュクリームチーズケーキ
お待ちかねのアイリッシュクリームチーズケーキです。こちらは冬〜春先まで出ています。
チーズタルトの上に、アイリッシュウイスキーが効いたクリームがトッピングしてあります。大人のためのケーキです。
実は、これまでこのケーキは何度も見送ってきました。ハーブスのケーキでありながら、フレッシュな果物は皆無。クリームがボーンと載って、重そうな感じがしたのです。
その、これまでのところにもありましたように、わたしはあんまりゴテっとしたチーズ感の強いチーズケーキは好まないのです。
割とオールマイティに甘いものは食べられるんだけれど、チーズケーキを食べるときは、なんというか、”チーズケーキを食べたい時期(気分と言ってもいいかもしれない)”が自分の中に巡ってこないと食べようという気がしないのです。
チョコやイチゴは年中解禁されているけれど、チーズケーキはタイミングというものが非常に重要になってきます。そこまでして食べなくてもいいじゃないかとも言われそうだけれど、しかしたまに”チーズケーキを食べたい時期”も来るので、むげにもできないのです。
そういうわけで、ハーブスに通いはじめてはや3年。やっとアイリッシュクリームチーズケーキを食べる時期がやってきました。
チーズタルトの部分は、想像していたよりもあっさりとした口当たりの食べやすい、それでいてコクのあるチーズタルトでした。やっぱりハーブスのケーキはしつこくなく食べやすい味が多いという気がする。タルト生地の加減の絶妙さはいうまでもなく。これだけでも十分においしいです。
そして、このケーキの冠とでもいうべきアイリッシュクリーム。これも、しつこくないのです。ケーキに添えられた、食べやすいクリーム。
ただし、そこはアイリッシュウイスキー。アルコール臭さはないのですが、後から来ます! ハーブスの中でも比較的アルコールが強めのほうではないかと思われました。(わたしはアルコールが強くないので、より敏感に感じたかも)
そう、これは大人のためのケーキです。
なんとなく、これが楽しめたらハーブス上級者という感じがしました。
関連リンク
▽ハーブスのホームページ
ハーブスは、ハンドメイドとフレッシュネスを追求したカフェです。創業当時より私たちが忘れずに胸に抱き続けてきたもの、それは…